ステンレス製ノート
未来感が好きです。
子どものころ見た不思議な未来を描いた本。
タイトルは全く覚えてないけど、まるっこい銀色のナニカが緑の風景からところどころにょきにょき生えている。
多分あれは家で、人気のない整然とした広い道路が延々と続いている。
そんなひと昔前の未来を探してネットを見ているとレトロフューチャーと言うそうですね。僕の中での未来はやっぱり銀色。アルミ、ステンレスなどの金属光沢。
レトロフューチャーな手帳
タイトルを見ると意味不明だと思いますが、作りました。
レトロな手書きノートですが、外側をステンレスで仕上げました。
星新一の世界では開くとボタン式のパソコンらしきものが出てきそうですが、僕のノートはもっとレトロ。手書きです。
試作品で作ったんですが、板厚が厚いので0.2㎜薄いもので作ったらもう少し軽くなっていいかもという気付き点。
他にもいろいろ設計ミスがあったので、フィードバックして製品として作ろうと思います。
インテリアショップ
↓未来感、モダンスタイリッシュなインテリアがそろっています。
ご覧になってください。
ステンレス製レコードフレーム 磁石にくっつく CDフレーム、写真立てにもリデザイン可
レコードフレームの新作です。
前回は機械屋丸出しの構造だったんですが、今回は曲げ加工でデザインしてみました。
今回のデザインもまあ普通に機械屋丸出しですが。
サンプルで入れている右側のレコードは今はウィルスミスですが、昔はフレッシュプリンスというラッパーでした。曲も最高でSummer timeという曲は名曲です。
左はエルドラドという2ドアなのに全長5m超えというアメ車です。
20年ほど前に憧れていた車で、今でも機会があれば買ってみたいと思っている車の一つです。
話がそれましたが、二枚同じものを製作してみました。
一枚のステンレス(SUS430)から切り出して、曲げ加工で作ったものです。
狭めの縁(10mm)で究極にシンプルな構造となっております。
さらにBA材(ブライトアニール)という材料で最初から鏡面仕上げ。
なのでバフ研磨をする必要もなく、磁石にもがっちりくっつきます。
ですのでマグネットシートを100均で買ってきて壁に貼って、、
レコードフレームを近づけるだけでパチッとくっつきます。
レコードを取り外しても画鋲などが見えずすっきりします。
横からの写真です。レコードがきちんと収まり、且つジャケットの面積をなるべく広くして、見せられるようにミリ単位でデザインしました。
もしよろしければ↓で購入可能です。
是非クリックだけでもしていただけると大変うれしく思います。
TwitterやInstagramもやっています。たくさん写真を載せています。
JQ (@InDeEngineering) / Twitter
掛け時計~ステンレス・銅~ モダンなお部屋にどうですか
去年製作してたアルミの円盤。時計用にとりあえず設計、製作まで完了してました。
アルミなんで傷が結構付きやすいんですよね。
で、色々モノを置いたりしてたら案の定傷がつきました。
(あとバフ研磨もしているんですが、面が広いのでムラが目立つ。)
この写真の下側に敷いている円盤です。ステンレスのパーツを載せたら見事に傷。。
このままではまずいなー、ステンレスで作り直そうか?なんて考えていたのですが、使わないともったいない。
とりあえずこの円盤は試作として使うにしろ、このまま時計にしたらカッコ悪い。
ということで銅などの異素材と組み合わせようと思いました。
アルミ+銅の組合せは僕の製品ではパターン化してきているので違和感ないだろうなと。
さっそく東急ハンズの渋谷まで行って銅板とついでにアクリル板も買って、穴加工してもらいました。
そして帰宅して時計と組み合わせ。
僕的にかなりいいように感じました。
こちらで販売しています。
写真は試作なので、受注生産です。
ミニマルなインダストリアルなスタイリッシュなティッシュケース
家にあるインテリアをすべてデザインすることを目標にいろんなデザイン画を描いてます。置くだけで生活感をなくすことが目標。
その中でティッシュケースを最近ずっと考えているんですが、なかなか描けない。
描けないというより、構造が決まらない。
デザイン(意匠)は決まっているんです。
ティッシュなんていう生活感の塊のような消耗品を、金属でツルっと包んで生活感から未来感、高級感あふれるものにしたい。
絵は描きました。
じゃあどうやって作ろうか、と構造設計をするとこれが非常に難しいんです。
もちろんできないことはない。お金さえかければ。
でも高いと売れるるわけもないし、趣味のために何十万も掛かる加工はとてもじゃないけどできない。
今後も何か作ろうと思う度にこんなこと思うんだろうな。でもこれが解決できたときはとても気持ちいいんです。
仕事でも難しい課題にぶちあたったとき(現場で設計不具合出たとか)もその時はすごくつらいし、頭がそれをどうすれば解決できるかでいっぱいになるんですが、解決したときは本当に気持ちいい。解決した瞬間(そういう難問のときは大体現場で対応している)、その日の夜の焼肉屋を検索して、ビールのことで頭がいっぱいになる。
解決できる難問というのはドラッグのようなモノです、知的な。
解決できない難問は幸いまだぶち当たったことはないですが、考えただけで恐ろしい。
途中から仕事の醍醐味のような話になってしまいましたが、思い描いているインテリアを設計できたときもまた気持ちいいんだろうなと思った次第です。
スピーカーデザイン
最近ずっと部屋の模様替えをしたくて、うずうずしています。
一番の場所を占めているのがデスクとDJセット。
その中でもスピーカーは目立つな~と感じていたのですが、ふと思いました。
どのスピーカーって見た目ほぼ同じだよな?と。
そこで自作スピーカーについて色々調べてみると、きちんと低音を出すための基本の形状があるそうで、どうしても同じような構造になってしまうようなんです。
で、その時に「もっとインテリアに特化したスピーカーは作れないものか?」と思ったんです。
例えばレコードのジャケットのようなスピーカー。
他にもメタリックな未来感のあるもの、絵画のようなスピーカーとか。
つまりぱっと見でスピーカーと気付かないようなデザインにできないかなと。
音には少しだけこだわる方なんですが、世間はそんなにこだわらないと思っていますし、僕のような素人が設計するスピーカーはとてもじゃないけどマニア受けはしない。ちなみにデザイン<音質で作ってみたいというのが本音です。でもオーディオ沼は本当にすごいらしいので私のスピーカーなんて見向きもされないでしょう。
(オーディオマニアの行きつく先は電源にまで行くそうで、電柱立てたりもするそうです。)
でもデザインに振ったスピーカーというのも少し欲しい(メーカーではBang&Olufsenですかね。音もとてもいいので、デザイン、音質をきちんと両立させてますけど)
脱線しましたが、デザインに寄せたどこにもないスピーカーを作るぞ!という決意表明のようなブログです。いつになるか分かりませんがスケッチを始めていこうと思います。
ちなみに最近友人の家に行ったのですが、DJブースが作ってあってDJブースもデザイン、製作したいなと思い始めてます。
さらにちなみに今回の話とは全く関係ありませんが、インテリアSHOPがあります↓
よかったら見ていってください。
疑似ホログラム ~不思議なインテリア~
エンジニアらしくメカニカルな動きのインテリアを作りたいと思いつつ、なかなか手がつきません。
というのも機構を取り入れると部品点数が多くなります。一つ一つは高くなくてもチリツモであっというまに高くなってしまうので、予算がないということが障壁になってます。
でもなにか変わったもの作りたいなと思っていると疑似ホログラムというのがありました。機械的な構造はまったくありませんが、何か惹きつけられるものがあります。
さっそくネットで基本を学び作ってみました。
まずはどんなモノか確認するために手作りです。
これをもっと洗練させて、映像がなくても置いとくだけで絵になるインテリアにできればなぁと色々試行錯誤中です。
どちらも机の上で撮ってます。
インテリアを光らせてみた。
— JQ (@InDeEngineering) 2022年12月19日
動画で合成ではないです
ネオンカラー動画と現物を合成?したのを動画撮ってます(なに言ってるんでしょう、僕は)
横からも見えるようにとか試行錯誤中#インテリア #ネオン pic.twitter.com/Krxj2zMGCB
こっちの方が見やすい。煙もよく見えますし。#焚き火#インテリア pic.twitter.com/9dCVY7SmqD
— JQ (@InDeEngineering) 2022年12月19日
銀色の魅力 ~星新一感でモダン・スタイリッシュに~
昔から星新一が大好きでした。
過去形なのは最近読んでいないから。実家にはあるはず。
最初に出会ったのは小5の教科書。(30年くらい前。。)そこからちょくちょく買って、多分ほぼ網羅していると思います。
そんな星新一の話の中でも未来を感じさせる世界感が大好きで、頭のなかに浮かぶ光景は銀色。
銀色のナニカ。
これはインテリアをメインとしたページですので、ここから一気にインテリアの話になりますよ。
すでにご紹介している『小物入れ』
モダンデザインのアルミケース(小物入れ/アクセサリートレイ) ~アルミ無垢材削り出し and 銅(コッパー/カッパー)研磨~ - InDeEngineering ~インテリア・家具SHOP~
これをシルバー1色で作り直しました。
といっても作り直したのは嵌め込んでいる長方形のパーツだけですが。
どうでしょうか?
星新一感出てませんかね。僕の中での星新一の世界感はこんな感じです。
いろんな銀色の色彩で構成されていました、読みながら思い浮かべていた世界は。
・一番上のベースとなる少しくすんだパーツはアルミの機械加工。
・嵌め込んでいる長方形はステンレスのバフ研磨。
・一番下に置いたのは特に意味なく起きましたが、アルミのバフ研磨。
バフ研磨は同じ感じに見えるかもですが、実際はアルミの方が淡くてステンレスは濃い銀!て感じの仕上げになっています。
気になった方はこちらからどうぞ↓