家にあるインテリアをすべてデザインすることを目標にいろんなデザイン画を描いてます。置くだけで生活感をなくすことが目標。
その中でティッシュケースを最近ずっと考えているんですが、なかなか描けない。
描けないというより、構造が決まらない。
デザイン(意匠)は決まっているんです。
ティッシュなんていう生活感の塊のような消耗品を、金属でツルっと包んで生活感から未来感、高級感あふれるものにしたい。
絵は描きました。
じゃあどうやって作ろうか、と構造設計をするとこれが非常に難しいんです。
もちろんできないことはない。お金さえかければ。
でも高いと売れるるわけもないし、趣味のために何十万も掛かる加工はとてもじゃないけどできない。
今後も何か作ろうと思う度にこんなこと思うんだろうな。でもこれが解決できたときはとても気持ちいいんです。
仕事でも難しい課題にぶちあたったとき(現場で設計不具合出たとか)もその時はすごくつらいし、頭がそれをどうすれば解決できるかでいっぱいになるんですが、解決したときは本当に気持ちいい。解決した瞬間(そういう難問のときは大体現場で対応している)、その日の夜の焼肉屋を検索して、ビールのことで頭がいっぱいになる。
解決できる難問というのはドラッグのようなモノです、知的な。
解決できない難問は幸いまだぶち当たったことはないですが、考えただけで恐ろしい。
途中から仕事の醍醐味のような話になってしまいましたが、思い描いているインテリアを設計できたときもまた気持ちいいんだろうなと思った次第です。