早速一部のパーツが出来上がってきました。
いつも通りアルミに削り出しです。やっぱり普通の研磨では出ない精密感が出て僕はとても好きです。
でも最近ツイッターである話を読みました。
漫画家さんが自信をもって入れたい一コマを編集者から削除しろと言われたと。
簡単に言うと「自分の好きなものに他人は滅多に共感してくれない」ということ。
さらに分かりやすく例えてありました。↓
自分の好きなものを前面に出すということは『スナックでたまたま居合わせたおっさんの十八番の歌を聞かされるようなもんだ』と。
それを読んだとき、僕は『あっー!!!』と恥ずかしくて声を出してしまいました。
まさにそのおっさんになっているんではないか?と思いました。
いやなってるんでしょう、きっと。
アルミ無垢材の削り出しを好きな人間なんて確かにこれまで聞いたことないし、異常なコストが掛かる。
でも僕はそれを前面に押し出して、やめようとしない。
センスの押し付け。
もっと安くて似たようなものを作る方法はあります。最悪接着剤でくっつければ似たものはできると思います。
ただそこは僕のこれまで10年以上飯を食ってきた機械屋としてやりたくないし、なんの個性もない。
だからやめません。
でもスナックのおっさんだけでは何も売れません。
なのでまずは地下アイドルから目指します。もうちょっと安くて一部のニッチなファンが付くように。
写真のものも高いんですが、ニッチなファンが付くと嬉しいです。
CreemaとBASEの二つあります。