僕は某メーカーで10年以上設計をやっています。
普段はインテリアデザインはやったことがなく、機械など設計するうえで必要な計算などが主な業務で、その付属の業務で機械図面もよく描いたり、見たりしています。
ですが昔からインテリアが好きで、大学生のときにアルフレックスジャパンの創設者の本を買ってからはいつかは家具設計をしたいと思っていました。
ですが大学は機械科を卒業したので、就職先はメーカーに就職しました。プラント業界で言ういわゆる『機械屋』でした。
その会社では機械の設計製図、強度計算、製作外注のやり方や、製作工場にもよく行って職人に加工の注意点と図面へ反映すべきことなんかをよく聞いていたので、その点はかなり勉強になりました。
優しい人や見た目が強面な人、見るからに職人でしゃべり声がすべて怒鳴り声の親方など様々な人に出会って勉強できました。
フォークリフトの運転が荒すぎて何度も人をひきそうになる大親方、「朝だから」という意味不明な理由で怒鳴り散らす親方、ヘルメットの上から本気でどつく先輩（ヘルメット越しに殴るので優しさは忘れていない）などひと昔の現場は結構ファンキーだったな～と今思い返しています。ちなみにすべて東証一部の会社での出来事です。
ですので（ですので？）いわゆる設計やある程度の現場作業に関しては何でもやるようになりました。
それを活かして細々と好きなものをプライベートでデザインしていくようになり、いつかインテリアや家具を設計し、作り、売る仕事を現実にしたいと思い始めました。
そして2022年になってから加工工場を探し、試作を作り今に至ります。
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